海外『日本の過労文化はひどい…』漫画家の労働環境についての動画が海外で話題

日本の労働環境に危機を感じる外国人達

日本の漫画家さん、
特に週刊連載の方々は厳しい状況下で働いていると言われています。

今回はそんな日本の漫画家の労働環境についてまとめた動画
The Sad Truth of Being A Manga Artist
のコメント欄を翻訳してご紹介します。

海外の方々は、日本の漫画家や出版業界にどういうイメージ
持っているのか。

ぜひご覧ください。

動画内容

毎週新しい漫画がリリースされる一方で、漫画家たちは厳しい状況下で働いています。
彼らは締め切りやファン・会社の期待に応えるため、労働時間が長く、
睡眠不足や栄養失調に悩まされます。

漫画家たちは、短期間でストーリーボードから作品を完成させるため、
多くのプロセスを経て創作する必要があります。

漫画家たちは健康上の問題にも直面しており、
糖尿病や手の腱炎、腰椎圧迫骨折などが発生することがあります。
また、過労死のリスクも高く、労働時間の制限や改革法案が可決されていますが、
問題はまだ解決されていません。

漫画家はアシスタントを雇うことで負担を軽減できますが、
報酬がほとんどないことが問題です。
アニメ制作は助けになりますが、過酷な状況から完全に解放されるわけではありません。

漫画家たちが作品で私たちの心をつかむことに感謝し、
彼らの献身的な努力に敬意を表することが大切です。

海外の反応

はっきり言って、私が使った尾田栄一郎の写真が実際には尾田さんじゃないことは分かってるよw
グーグルで「尾田栄一郎」と検索すると、なぜか2番目に出てくる写真なんだ。
ごめんね! +5312

↑ほんとだね、どのコンテンツクリエイターもゼルダの作者を尾田さんだと思ってるw
もうミームみたいだな+235

↑顔を見せたくないんだよね。インタビューでも厳しいもん。+157

↑彼の正体は匿名だからね。どうやって自分を隠してる人を認識できるの?
誰だってグーグルの検索結果に出てくる最初の写真が彼だと思うでしょ。+150

※青沼 英二さんは任天堂のゲームクリエイターで、『ゼルダの伝説』シリーズ総合プロデューサーです。

三浦建太郎は亡くなるまでに物語を完成させることができなかったけど、
だからこそ彼は完璧なシリーズを作り上げたんだ。急がずにね。
彼のおかげでたくさんのアーティストやゲームに大きな影響を与えてくれた。
彼がいなければダークファンタジーは存在しなかっただろう。+13166

↑安らかに眠れ、三浦建太郎。
ベルセルクはまさに傑作。今まで読んだ中で一番だよ。+647

↑ベルセルクを作ったことは尊敬するけど、
「ダークファンタジーが存在しなかっただろう」と言うのはちょっと大げさかも。+506

↑今はもっと多くの漫画家が健康に気を使っているよ。
健康状態が悪いまま漫画を続けたいと思っていた芥見下々も、編集者に止められて休載することになり、
完全に回復するまで休むことになった。他にもそういう人たちがいる。
三浦さんが生きている間も、そして亡くなった後も、彼は大きな違いを作り出した。
ただ、漫画会社が今までアーティストの命の価値に気づかなかったのが悲しいだけだね。+342

アーティストに対して憎しみを抱く人が多く、
休憩を取ることに怒る人もいるのが信じられないよね。
理由もなく憎む人がいるんだから。+2718

↑漫画家が急いで描く必要を感じる理由がわからない。
私は休載にイライラしないし、新しいアニメを見るから大丈夫だよ。
休載が終わるまでね。+64

↑長瀞さんの作者が1週間休んだだけでみんな大騒ぎして、
新しいチャプターが出ると「2週間でこんなに少ないページしかない」とか言ってるけど、本当に?
美しいアートと詳細が描かれていることに感謝しろよ。
2週間で1章描けるかって言われたら、無理だろうね。+29

↑HxHの7年の休みはもう十分だよねw +23

本当にそうだね。
私は18歳で、3ヶ月前に自分の漫画を描き始めたんだけど、まだ11ページしかできてないんだ。
さらに驚くべきことに、4年前に物語の計画を始めたけど、まだ第一章も終わってないんだよ…
これを考えてみて。+483

↑これを裏付けるために、私も自分の漫画を作っているんだ。
物語の全体像は頭にあって、3つのチャプターを書いたけど、まだ描いていないんだ。
最初のチャプターに10個のパネルをスケッチして、
5つのキャラクターアートを3Dモデリングとポージングで描いたんだけど、
描き始めてから数ヶ月経ってもまだチャプターの作業を始めてないんだ。
ペンと紙を手に取る気力がなくて、テーブルに置いたままで、
姉になんで使わないのに片付けないのかって言われるんだよ。
でも、使ってるんだよね。ただ、スケッチ以外のものを描くのが本当に難しいだけ。
結局、頑張って、漫画制作がもっと良い時代を迎えることを願ってるよ。+38

↑あなたたちすごいね、少なくとも何かをしようとしてる。
こっちでは持ってないものことで泣いてばかりで、
描く代わりに自分の頭の中にある物語を書き始めることにしたよ。
長いこと考えてたんだ。+25

↑同じだね。物語を始めたのは8年前で、まだ終わってないんだよ。+6

高校の頃、クラスメートたちと漫画を回し合って1日中読んでたんだ。
私にはいつも最後に渡されるんだけど、それは私がアートやシーンをじっくりと味わっているのを知っているから。
人々が漫画を素早く読み過ぎてストーリーやアートをじっくりと見ないのが、
アーティストが彼らのビジョンを生み出すために一生懸命働いていることを考えると、
本当に気になるんだ。+1016

↑それだよね。私もいつも解析して、何が起こっているか、何が見えているか、何を捉えるかを確認してる。
漫画を急いで読む人は理解できないよ。+55

↑私はアーティストで、細かいディテールも大事だと思うけど、
時々早く読んじゃうこともあるんだ。ごめんね。:( +39

↑本当だよね。漫画を読む時は、本を読むよりも時間がかかることが多いんだ。
何度もページを行ったり来たりしたり、1ページの詳細をゆっくりと楽しんだりするんだ。
パネルのレイアウト、1ページのストーリーの配置、アート、ディテール、効果音、感情が描かれているページ…
これについてはたくさん語れるよねw
1ページにはたくさんの情報が詰まっていて、それが見過ごされがちだと思うんだ。
美術スタイルが人気がなかったり美しくなかったりしても、
漫画家は本当に評価されるべきだよ。
漫画を創作する背後にはたくさんの哲学があるんだからね。+24

週刊少年ジャンプはアーティストを搾取することで知られているが、
それが健康的でアーティストにとって達成しやすい月刊誌がある。
ファンは、創作者も人間であり、絵を描くこと以外にも人生を楽しむ権利があると知る必要がある。
加えて、日本は病気のような労働倫理がしばしばあるため、変わることはないだろう。+648

↑その通りだね、アーティストにとって実際に大幅に良いとすれば、
もっと多くのマンガ雑誌が月刊連載を採用しても構わないと思う。
そして、月刊マンガは、黒執事のように、詳細なアートがあることもある。+59

↑どうして人間は自分自身を苦しめるのが好きなんだろう?+9

↑あなたの基準では「病気」かもしれないけど、何百万も稼ぐマンガ家たちは、
自分たちの創作物が大好きだからやっているんだ。
誰も彼らに強制したり、そうするように言ったりしていない。
彼らがやりたくなければやらないだろうし、それでもいい。
何故なら、彼らの代わりを喜んで引き受ける人は何百万人もいるからだ。
この甘っちょろい話はもう終わりにしようw+12

この状況を自然だと思っていることが気になる+7258

↑それは日本の文化の一部。
西洋ではこの側面だけでなく、多くのことを非常に異なる見方で見ている。+290

↑自然だと思っているわけではなく、成功するために無理をしなければならないと感じているだけだ。+34

ハジメ・イサヤマは2000年代半ばに物語を書き始め、2010年に初めて出版され、2021年に最後の章が終わった。
彼は全て一人でやってきた。彼が得た成功はすべて彼にふさわしい。
美しい物語で、多くのテーマと素晴らしい世界観があって、
正直、私の人生でこれと同じような物語はもう二度と見られないだろう。
日本が過労文化があることは聞いていたけど、ここまでひどいとは思わなかった。+132

↑+ 彼は週刊少年ジャンプに受け入れられなかった +1

↑彼の作品がどれだけ人気になったか見てみなよ +1

これがまさに、進撃の巨人のエンディングに文句を言わなかった理由だ。
11年間連続で献身的に、困難にも関わらず、情熱を持って働いて、
あなたの作品を批判したり無神経な人たちがいることを想像してみてください。
編集: AOTのエンディングが悪かったという意見がリプライにある。
確かに、それには一理ある。
矛盾や穴がたくさんあった…
でも、それは以前の素晴らしいキャラクターや質の高いストーリー、プロットを除いた話だ。
文句を言っても悪いエンディングは変わらない +1635

↑それはクソなエンディングを説明していない…彼が私たちを満足させることができなかったわけではない +47

↑まさにそう。醜いよね。
それでも、これらの人たちはSNSで「我が兵士よ、怒れ」や「ササゲヨ」を書くのが大好きだ。+46

↑私が他の人のために書くとしたら、それは私のビジョンではない。
それは私の仕事に対する深刻な侮辱だ。
自分にふさわしいファンタジーエンディングが欲しい人は、自分でファンフィクションを書くべきだ。+144

↑オッケー、オッケー、落ち着いて。せめて正しい英語の文法を覚えてね。+13

↑どうして?あなたのコメントにいくつか誤った使い方があるのを指摘することもできるけど、
特にYouTubeの文脈でそんなことをする気はない。
進撃の巨人については、誰でも何かを批判する権利があるし、好きじゃなくてもいい。
ただし、誰かを脅したり、無礼な態度をとったりすることはダメだ。+100

ジャンプの結構人気なシリーズ「スパイファミリー」は隔週連載だから(2週間に1話)、
もっと一般的になればアーティストももっと時間が取れていいと思うんだよね +185

↑まさにそう思う!毎週必ず1話出さなきゃいけない理由って何?2週間に1話でも全然待てるよ。
それに、毎日必死に働いて健康を完全に無視する意味がわからない。+17

↑それでクオリティが上がって、さらにパネルも増えるかもしれないし、
週刊少年ジャンプの経済にも良い影響があるだろうね +2

冨樫義博みたいに「もう休むわ!」って言ってるし。
「HxH」の休載に文句なんか言わないよ。
あの素晴らしい男性が時間をかけてもいいと思う +417

↑ 彼は病気だったんだよ +25

↑ 冨樫義博は自分で全て描きたいって言ってた。
だからあの3年間を気にせず、健康だけに集中してたんだ。
今は新しい話をもっとゆっくりとしたペースで描いてて、さらにたくさんのスタッフが仕事を手伝ってる +9

↑3年間何も書かないことと、もっと長い休みを取ったり、連載のペースを遅くすることは違うよ +8

遊☆戯☆王の作者・高橋和希は自分の作品に対して献身的で、
実際に入院中にもベッドからファラオの起源を描いたオリジナル・アークを完成させてたんだ。
後に、そのアークは駆け足で描かれていてもっと良くできたのではと認めてたけどね。+40

↑測り知れないほどの猛者だよね。

それなのに、毎週Twitterでマンガ家に対して死亡予告を送ったり、嫌がらせをする人がいる。
アジア人として、違法にマンガを読んで文句を言ったり、あげ足を取る人たちがどれだけ多いかが残念だ。
実際の単行本では、アートや台詞の修正がされてるけど、
毎週マンガ家の絵を比べてバカにしたり、侮辱したりする人たちがいるんだ。
人々は、全てのマンガ家が違うってことを理解しなきゃいけない。
井上雄彦先生のように描く人はみんなじゃないし、物語も違うのに、比較して侮辱してるんだ。
ソーシャルメディアをあまり使わないマンガ家がいることは嬉しいよ。
せっかく一生懸命作品を作って楽しんでもらおうとしているのに、嫌がらせを受けるのは悲しいからね。+6691

↑無料で読むしかない人がマンガを違法に読むのは否定できないし、
公式の翻訳がないマンガもあるから、スキャンレーションを読む人もいるんだろうね。
問題は、Twitterでマンガ家に対して嫌がらせをして、細かいことをいちいち指摘する自称批評家たちだよ。+270

↑そいつらは本当に嫌いだわ。自分たちが何か偉い批評家みたいなもんだと思ってるんだろうね。
“私の意見も言う権利がある”って。
ただの偏った馬鹿で、好きなマンガを良く見せるために他のマンガ家の作品をけなしてるだけだ。+172

↑すごく同意する! +131

進撃の巨人の作者・諫山創が一生分のお金を持ってることを願ってるよ。
彼の物語の中の全てのキャラクターはまるで宇宙みたいだ。
一人も浅いキャラはいない。
ちょっとだけ登場するキャラの物語に入れたら、たくさんのことが明らかになると感じるんだ。
それなのに、彼が自分のビジョンを最後まで追求したために、
ファンの期待に応えない結末を書いたと文句を言ったり、
無礼な態度をとる人たちがいたんだ。+158

↑そうだよね、進撃の巨人はディズニー映画じゃないから、
デュエットして「幸せな結末」みたいなものはないんだ。
でも、現実に目を覚まさせるような結末が好きだったよ。
10年以上も同じ人が描いてくれた作品を愛してきたのに、急に一部の人たちが脅迫メールを送るなんて。
話が長くなってごめんねw+8

↑同意するよ、お気に入りの作品だからちょっと盛り上がっちゃったみたい +1

↑大丈夫だよ、君の意見だもん

マンガを嫌いな人がいるからって、そんなに憎んでしまうのが理由なんだ。
好きじゃないかもしれないけど、誰かが苦労して作り出しているんだから。尊敬しよう +115

↑まあ、それは彼らの意見で、作者が一生懸命働いていてもストーリーが好きじゃないかもしれない。
でも、努力している作者に感謝すべきだよね。+10

↑好きじゃなくても、失礼なことは言わなくていい +4

↑まさにその通り…💔

昔、マンガ(マンガ家ではないけど)や映像業界で働いていた日本人として、80%は本当だと思うよ。
一度、月に500時間働いて追加の給料ももらえなかったことがある。
でも、好きな仕事ができて楽しかったけど、働きすぎて死にそうになったんだ。
フランスに移住して、もっと人間らしい生活ができるようになったけど、年収は日本の4分の1になった。
でも、日本人以外の働く人たちもたくさん見たことがある。
創作業界は「仕事への献身」が求められることが多いと思う。
正解が0か1しかないわけじゃないからね。+76

↑まずはありがとう。

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